SHARE
Networking / January 2, 2019

ネットワーク可視化はツールとチームの強化の鍵です。

ネットワークスピードは高速化し、新しい技術が物理、仮想、クラウドインフラストラクチャへ導入されていることから、多くの場合、可視化が必須の課題になっています。データ量の爆発的増加に伴い、ユーザー、アプリケーション、デバイスのモビリティが高まっており、その結果、ネットワーク運用およびセキュリティ運用チームは、適切でタイムリーな解析を実施しにくくなっています。

ITチームおよびツールを強化するには、一元化された広範囲の可視化と、企業データに対する信頼性の高いアクセスが要求されます。

ネットワーク上に流れるデータに対して、適切かつ包括的な監視ができなければ、IT運用チームとツールは、パフォーマンスの最適化、脅威の検出および脅威への対応、傾向分析のための戦略的な可能性を完全に引き出すことができません。

ITチームの強化

IT部門は社内SLAにとってますます評価されるようになっていることから、その成功は、日々の活動および戦略的なプロジェクトにおいて彼らを支援するための広範囲のトラフィックインテリジェンスへのアクセスにより決まります。

チームが組織のデータを包括的に監視できなければ、完全に異なる場所から得られるデータを手作業で収集するのに多大な時間とリソースを費やさざるを得なくなります。

リソースは無駄遣いされることが多いものです。これはチームが、様々な環境(物理、仮想、クラウド)に存在する複数のツールの所有者を探し当て、解析に向けて受け取ったすべてのさまざまなデータを手作業でまとめて正規化する状況に陥るからです。こうした状況は、手作業による反復的なタスクで時間を消費するだけではなく、潜在的なセキュリティ脅威とネットワーク課題の両方に対処する時間を大幅に増大させます。

効果的な権限管理を通じてネットワーク情報に対するアクセスを管理することは極めて重要ですが、ITスタッフは個々の役割に適したアクセスが可能である必要があります。インフラストラクチャ全体において彼らが必要とする可視化を確保して組織のITチームを強化することは、ネットワークおよびセキュリティインシデントの解析およびそれらに適した措置の実施において彼らが要求する的確なリアルタイムデータを得る上で不可欠なステップです。

ツールの強化

インフラストラクチャにおける可視化が制限されると、セキュリティ運用チームやネットワーク運用チームと同様にツールも非効率的になります。極めて多数のツールを急速に変化するIT環境に接続する必要がある場合、データへのアクセスが制限されるとツールはしばしば効率性と持続可能性が極めて低くなる可能性があり、その結果、トラブルに気付きにくくなります。

従来、ツールは稼働ネットワークのインライン、あるいはTAPSやミラー/SPANポート経由で直接追加されることになりますが、トポロジーの進展および高データボリュームにより、組織において引き続き高コストのツールスプロール(乱立)が生じ、セキュリティ上の盲点が発生する可能性があります。

この従来のアプローチを用いると、これらのツールはある時点で個々の処理能力の限界に達することになり、結果として、トラフィックとデータが減少してコストのかかるツールアップグレードにつながるか、さらに悪いことに、ユーザーのネットワークパフォーマンスに影響を及ぼすことになります。

さらに、多くの場合、数日間の単純な評価から数週間あるいは数か月に至る評価まで、新しいツールの評価をひとつずつ実行しなければなりません。

しかしながら、一元化された可視化モデルへ移行し、ツールに適切なデータのみを持たせるようにすると、彼らは、既存のツールの能力を最大限に高められるだけではなく、個々の業務における効率性と実効性をさらに高める可能性のある職務を遂行する必要があります。

個々のインラインおよび帯域外のツールにそれが必要とするデータを提供し、必要なものだけを過不足なく処理することによってカバレッジが強化され、ROIも上昇します。

広範囲の可視化をネットワークトラフィックに組み込むと、セキュリティツールは検出ツールと保護ツールにおいて自社の環境に対する脅威が見落とされていないことを確認できる上、解析ツールは、より豊かで一層的確なデータを用いて傾向とパターンをより良く検出できます。また、このアプローチによって、ネットワークおよびアプリケーションのパフォーマンス監視ツールは必要とする可視化を得られ、ITサービスが従業員と顧客に向けて期待どおりに実行されていることを確認できます。

Gigamonのアプローチ

Gigamonセキュリティ・デリバリー・プラットフォームにより、物理、仮想、クラウドインフラストラクチャ全てのインフラにおいて、データをユーザーに負担をかけずに収集し、アグリゲートする能力を得られます。この一元化された可視化により、重要なものへの重点的な取り組みおよび、自社のニーズに応じて変化または成長する準備が整ったセキュアなネットワークの維持に向けてネットワークおよびセキュリティチームが強化されます。

ITチームとツールを強化する準備は大丈夫?

ITチームが可視化に悪戦苦闘している場合、あるいはツールを管理して最大限に活用するより優れた方法を探し求めている場合、すぐにご連絡いただき、組織において一元化された可視化を達成する重要性について取り上げた、当社のCEOであるPaul Hooperの説明をご覧ください。


Back to top